どうも自社商品はセグメント意識ができていない気がしてならない。

セグメントといっても性能や機能的な意味合いでの単純なセグメンテーションではない。
例えば自動車を例に取れば、アッパーミディアムと呼ばれる「Dセグメント」で、かつ「セダン」系の車種でも以下のようなものがある。

  • トヨタ マークX
  • 日産 ティアナ
  • ホンダ アコード
  • マツダ アテンザ
  • スバル レガシィ
  • BMW 3シリーズ
  • ベンツ Cクラス
  • アウディ A4

誤解を恐れずにいえば、大きさや排気量など機能的な意味合いでのセグメンテーションだと、これらはみなほぼ同じということになる。

が、しかし、市場での売価を比べてみるとどうか?
市場でのステータスを比べてみるとどうか?

やっぱり、メルセデス・ベンツのCクラスやBMWの方がアコードやアテンザよりも格上に見えるんじゃないでしょうか? 実際、価格も高いですしね。

なぜ、機能的な分類では同列に分類されるはずの商品に価格差があってもやっていけるのか? 短絡的な市場原理的な発想でいえば、価格競争により類似した価格になるはずであるが実際には違う。そこは真剣に考えるべき。

新車価格で500万円を超えていてもバリバリ売れてしまうクルマもあれば、200万円以下じゃないと売れないクルマもある。ちなみに同じセグメントにいるクルマで比較すると(セダンじゃないけど)トヨタ・ノアが新車価格200万円から、メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズは400万円からだ。

さて、価格競争に巻き込まれる大衆路線を行くのか、プレミアムな価値を創出する高級路線に行くのか、普通に考えれば後者でしょ。なぜ大衆路線の商品と競う(競いたがる)のかね?

シェアが欲しけりゃ大衆路線は当然だけど、終りなき消耗戦。後者はシェアは低くても支持さええられていれば、常に安定した収益性が確保できる。

目指すならプレミアム路線なんじゃないかなぁ?